会場の灯りが落ちて、幕が開き、白いスクリーンが目の前に現れる。その瞬間がとても好きだ。
今年もデュッセルドルフで日本映画週間が始まった。
外気温が零下の日々。日本映画を求めて映画ファンが集う。昨年よりドイツ人率が高い。本当に喜ばしいことだ。
仕分けの時、海外で邦画の無料公開を実現させている「国際交流基金」が槍玉に上がっていた。もちろん、映画の選定方法や公開に当たっての種々の手続きなど問題はあるにせよ、簡単に仕分けしないでほしいと言うのが私の気持ちだ。
どんな映画でも日本語や日本で撮影されていれば、観客にとって日本と出会う機会になる。映画を通じて日本や日本語、日本の生活様式などに興味を持ってくれる人々の存在は決して無駄なことではないとおもう。映画はひとつの入り口だとおもう。ドイツの若者が日本映画をみて、日本に興味を持ってくれる。日本を理解しようとしてくれれば、ひとつの実りであると思う。外から日本の仕分議論を見ているとどうも、短期的な経済効果のみを追求しているような気がする。もっと長期的に考えてもらいたい。
この良きイベントが来年も続けられることを願う。
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